幹事クリタのコーカイ日誌1999

 
 12月4日 ● モノは溜まるようにできている。

 元々家の中はお客さんが来なければ雑然としているのが普通なのかもしれませんが、それにしても最近の我が家の雑然ぶりはかなりのレベルに達してきています。

 9月末に留学生が来たときに、彼女を泊めるために一部屋空けた際、ガラクタ類を詰め込んだもう一部屋が、未だに物置状態から回復していません。そのために、その部屋に元々置いてあったモノが奥に埋もれてしまい取り出すこともできなければ、置きに行くことも叶わなくなってしまいました。と言うことは、そこからまたリビングにいろいろとあふれ出てきているわけで、本来あるべきところに戻らないモノたちほど整頓の邪魔になるものはなく、もう家の中は混乱を極めています。

 挙げ句に最近6才の娘が、ますます細かな玩具類をハムスターのように溜め込みはじめたために、リビングと言わず廊下と言わず、もう玩具や折り紙や工作やで足の踏み場もない様相を呈していて、家に帰ると心底うんざりしてしまいます。

 うちの妻は料理が得意で人に振る舞うのも大好きなのですが、反面片づけは苦手ですから、この状況がなかなか解決できません。彼女の願いは「もっと収納を」という一言に尽きるわけですが、恐らくどれだけ収納場所を増やそうとも、それだけモノを溜め込むだけに過ぎないことがわかっているので、僕としては早々収納場所が広い家に引っ越そうという気にもなれません。

 それにしても昔に比べて現代の生活は本当にモノであふれかえっています。自分が子どもだった30年前にはなかったようなモノが家の中にごろごろしていますから、そりゃあ収納場所もないわけだわな、とは思います。新しい商品は次々と出てくるし、それを買うお金もあるし、簡単に買ったものが壊れたりしなくなったし、挙げ句に捨てるにもいろいろと気を使わなければならないしで、この先も生活パターンが大きく変わらない限りは、モノは増えていくんでしょうね。いやだいやだ。

 
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