幹事クリタのコーカイ日誌2014

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2月12日 ● 縄跳びして実感すること。

 昨日のテニスの時にメンバーの一人が小学生の娘さんを連れてきました。彼女はテニスをしないので、冬の小学生の定番、縄跳びを練習していました。目標は二重飛びを20回連続で飛ぶことだそうです。見ていると懐かしくなるのか、みな待ち時間に彼女へのアドバイスという名目で縄跳びをしていました。

 小学生の時に学年男子の縄跳びキングであり「名人」の称号を持っていた僕も子どもの頃の血が騒ぎ、つい二重飛びをしてしまいました。かつてキングだった時代は三重飛びだってできたのですから、二重飛びなど軽いものだったのですが、やってみたら全然軽くありません。もちろん飛ぶには飛べるのですが、着地の時の衝撃がすごいのです。足首、膝、腰にズシンズシンと自分の体重が響きます。10回くらい飛んで「これはヤバイ」と自重しました。

 考えてみれば当然の話で、小学生の頃の体重の3倍とは言わなくても2.5倍以上にはなっています。普通の縄跳びなら大して高く飛ばなくても少し体を浮かせればいいですが、二重飛びはある程度の高さまで飛ぶ必要があるので、連続で飛び続けると、たださえ最近故障がちな足腰への負担が並大抵ではありません。こんなことで怪我してはいけません。

 以前、鉄棒にぶら下がった時も同じことを感じました。小学生の頃は鉄棒も大得意でサルのようにクルクル回っていましたし、高校の頃は蹴上がりもできたし(さすがに大車輪は勇気がなくてできませんでした)、懸垂なんて30回くらいできました。今はもうぶら下がっただけでその重さに慄き、懸垂しようとしたら両腕がぶるぶる震えます。全ては体重のせいです。いま50メートル走をしたら小学生の自分に勝てるのか自信がありません。中学生の自分には確実に負けると思いますが。

 これだけスポーツをするのに体重が負担になっているのですから、テニスだってきっと相当のハンデを背負ってやっているはず。もし高校時代の体重に戻れば、つまり20キロ減量することができれば、取れないボールも余裕で追いつくし、ジャンピングスマッシュも軽々とできることでしょう。テニスの技術自体はかなり向上しているのですから、身体能力さえ高めれば飛躍的にテニスも強くなるはずです。

 ま、実際には身体能力は衰える一方ですけど。加齢による衰えをどう食い止め、カバーしていくかを考える方がずっと現実的です。


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