幹事クリタのコーカイ日誌2014

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1月8日 ● 年賀状の一言。

 年賀状は今やほとんどがパソコンで作ってプリンタで印刷したものです。もちろん僕もそうしています。宛名もそうです。なのでせめて一言コメントを直筆で書き添えるようにしていますが、実際のところスペースも小さいし、時間的にも切迫していて長々と書いてられないので「今年もよろしく」「元気ですか?」などお定まりのフレーズを書くことも多くなります。もちろん相手が親しくて書くことが多ければそうでもありませんが、長年にわたり年賀状だけの付き合いになってしまった相手にはそうそう書くこともないですし。

 もちろん僕の元に届く年賀状も同じです。「元気?」「たまには会いたいね」という定番フレーズの他に、小中高の同級生なら「久しぶりに同窓会やってください」という幹事ならではの一言が入っています。毎年これを書いてくる同級生もいます。またテニスサークルのメンバーからは「今年は参加率アップを目指します」というフレーズも多いです。ちょっとテニスにご無沙汰の人からなら「テニスにまた復帰したくなりました」というのもあり、関東や関西に転居したテニス仲間からは「今年は名古屋にテニスしに行きます」と言うのもあります。

 まだ若かりし頃は僕も今よりずっと純真だったので、こうした言葉を真に受けていました。「テニスに復帰したいです」と書いてあれば早速連絡を取って練習日の案内をしたり、「今年こそ名古屋にラケット持って遊びに行きます」と書かれていたら「いつ来る?」と聞いたり。「参加率アップ」も含めて、それが単なる挨拶だと気づくまでに結構な時間がかかりました。なにせ僕はテニスがしたいばっかりなので、他人も「テニスがしたい」と書いてあればきっと心からそう思っているんだろうと考えてしまうのです。

 実際のところは何か書くことないかなと思って、僕が相手なら「テニスしたいです」と書いておけば無難だろうと思っているだけ。本当にテニスがしたければ年賀状ではなくメールが来て具体的にいついつ行きます、となります。それはわかっているんだけど、幹事の性で「テニスしたい」と言われればついつい本気にしてテニスできるように動いてしまうのです。だから本当にテニスがしたいと思っているのではなければそのフレーズは禁句にしてもらえると有難いです。「いや、思っていることは思っているんだよ、ただ実現しないだけで」と書いている人たちは言うんだろうと思いますけどね。

 だから「同窓会やってください」もあまり本気で言ってないのかも知れませんが、今年は高校卒業35周年の大同窓会を開催する予定です。5年に一度の大イベントなので「やってください」と書いている奴は必ず参加するように。どれだけこれを読んでいるかわかりませんが書いておきます。必ず来いよ。


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