幹事クリタのコーカイ日誌2012

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9月25日 ● 日馬富士の横綱昇進。

 大相撲秋場所で綱取りだった大関日馬富士が見事に千秋楽で白鵬を破り全勝優勝。横綱昇進を決定的にしました。2場所連続の全勝優勝による昇進は双葉山、貴乃花に続く3人目。大横綱に比肩する成績で昇進するのですから期待は大きいと言いたいところですが、僕にはいまここが日馬富士のピークではないかと危惧しています。

 そもそも年齢的にももう27才と若くはないですし、怪我も慢性化しているようです。相撲も鋭さと速さで勝負するタイプなので、どうしても取りこぼしが多くなるし、何より今の角界では小柄になってしまうあの体格では、長く横綱の地位を維持することは難しいでしょう。もって2年くらいの短命で終わる可能性が大です。

 ただ日馬富士が横綱になることで白鵬の寿命が長くなりそうなのは朗報です。さすがに白鵬と言えども一人横綱をこれだけ長く続けていると疲弊しきっていることでしょう。たとえ休みたくても一人横綱では簡単に休めません。これで負担が減れば白鵬も自分のことに専念できます。日馬富士の昇進を一番喜んでいるのは誰よりも白鵬ではないかと思います。

 残る5人の大関ですが、琴欧州はもはや死に体同然。把瑠都も最近全然パッとしません。琴奨菊と稀勢の里のどちらかに久々の日本人横綱を期待したいところですが、安定感から言えば鶴竜の方が上かも。モンゴルの横綱が3人続いているので、いくらなんでもそろそろ日本人にストップをかけて欲しいところですけどねぇ。



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