幹事クリタのコーカイ日誌2008

[ 前日翌日最新今月 ]


 
7月9日 ● 警察官だらけの八重洲地下街。

 ここのところ仕事がたて込んでいて、1年に1度あるかないかくらいのバタバタさ加減なのですが、そういう時に限って滅多にない東京出張が入ってきます。ということで、昨日は久しぶりに東京に行ったのですが、八重洲地下街を歩いていたらやたらめったら警察官が立っています。と言うか、視界の中は警察官だらけです。もちろんサミットのための警備なんですけど、遠く離れた洞爺湖でやっているサミットなのに、こんなに東京に警察官を集めて大丈夫なの?と思ってしまいました。

 当然、洞爺湖周辺にもたくさんの警察官が配置されていることでしょう。人口の少ない地域だけに、住民よりも警察官の方が多いかも知れません。また、北海道の中心である札幌にも多くの警察官が送り込まれているんでしょう。それに東京各所。八重洲口にあれだけ集めているんですから、霞ヶ関や永田町も警察官でいっぱいだと思います。さらにテロを警戒するのなら、ターミナル駅や国際空港、人が集まるイベントホールなどにも。

 それだけあちらこちらに警察官を集中投下しているということは、日本のそれ以外の地域では警察官不足を招いているはずです。機動隊系はもちろんですが、交番のお巡りさんや、暴力団対策をしている刑事さん、スピード違反を取り締まっている白バイ隊員などはどうしているんでしょう?やっぱりサミット警備に駆り出されていたり、もしくは同僚が駆り出されたせいで、その分をカバーするために休日返上で残業しているんでしょうか?

 サミットを狙ってテロを企てる奴を防ぐには仕方ないことだと思いますが、サミット中の警察官不足を狙って地方で空き巣や強盗を企てる悪党もいるかも。なんにせよ、あまり実りの無さそうなパフォーマンスだけのサミットなど早く終わって欲しいものです。