幹事クリタのコーカイ日誌2008

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2月24日 ● 風と雪のバラード。

 昨日は日本各地で強風が吹いて、被害も各所で出ていたようです。名古屋でもかなり強い風が吹き、また雪雲が午後から流れ込んできて、ちらちらと雪まで舞っていました。それでもテニスバカサークルの我々は、そんな天候の中でテニスを楽しんでいました。と言っても、あの寒さと風では、ひとつ間違うと単なる「苦行」でしたけど。

 なにせテニスにとって風というのは、時として雨よりも困ります。風速2〜3mくらいなら可愛いものですが、昨日のように風速10mくらいになってくると、ボールは空中で強烈に変化します。特に回転のかかっていない棒球は風の影響をモロに受けて曲がったり落ちたり。まるでピンポン球でカーブを投げるがごとくに変化するのです。

 もちろんロブなんか上がったりしたら、スマッシュがまともに打てるわけもないし、サーブのトスも流されてしまってヘロヘロサービスを連発することになります。上手な人はまだしも、下手ばかりでテニスしていると、いたるところで珍プレー続出です。

 しかも昨日のように雪まで舞うような寒さの中では、体がなかなか温まらないので余計にミスは増えます。昨日はシーズンを通じて恐らく最悪なコンディションの中でのテニスだったと思います。風と雪に翻弄されまくりでした。

 ちなみにタイトルは「虹と雪のバラード」という歌のもじり。1972年札幌冬季五輪のテーマ曲です。トワ・エ・モアが歌ってヒットしました。僕たちは小学校5年生の冬で、黒板に先生がこの歌の歌詞を書いて、みんなで歌ったのを覚えています。ジャネット・リンや日の丸飛行隊からもう36年。あの日本が燃えた熱い2月を30代の人は知らないってことかぁ。あの頃の小学生はみんな「笠谷ごっこ」をしていたものですけどね。