幹事クリタのコーカイ日誌2006

[ 前日翌日最新今月 ]


 
6月18日 ● 阪急阪神タイガースよりも。

 村上ファンドが全阪神株を売却することにしたそうで、これでまた約450億円儲かるとか。「泥棒に追い銭」という言葉はこういう時に使うのではないかも知れませんが、でもそんな気分がしてしまいます。とは言え、これで完全に阪神タイガースのオーナーにあの村上欽ちゃんが就任しないことが確かになったわけで、星野もやめなくて済むし、阪神ファンもほっと一息というところでしょう。

 ただ阪急に買収された阪神としては、球団名がどうなるかはまだわかりません。「阪神タイガース」だからこそ虎キチも安心して騒げるのだという思いもあることでしょうが、阪急としては買い取ったのに「阪神」でもあるまいという気持ちもあるでしょう。

 一番素直なのは「阪急タイガース」ですが、ただ阪急はかつて球団をオリックスに売り払った過去がありますから、今さら「阪急タイガース」では阪神ファンのみならず旧阪急ブレーブスファンの心理も逆撫ですることは間違いありません。

 と言って「阪急阪神タイガース」では長すぎるし、どこかの合併した銀行みたいです。となると大昔にあった急映(東急+大映)、洋松(大洋+松竹)、大毎(大映+毎日)のように「急神タイガース」というのがプロ野球界の慣例からすると妥当なところでしょう。

 ただ戦後すぐにできたこれらの球団と違って、今はもう21世紀。メジャーリーグやJリーグのように日本のプロ野球も都市名を球団名にするのが普通になってきていますから、ここはひとつ初心に帰って「大阪タイガース」を名乗るのが一番じゃないかと思います。かつて1935年〜1960年まで(戦時中はタイガースが使えなかったので「阪神」を名乗っていました)は「大阪タイガース」だったのですから、本来の名前に戻すだけのことです。

 それに昔は近鉄や南海がありましたが、今や大阪を本拠とする球団はありませんから(オリックスが大阪ドームを準本拠にしていますが)、例え甲子園が実は兵庫県西宮市にあるとは言え、大阪タイガースを名乗るのに抵抗はないでしょう。タイガースが大阪を名乗ることで、オリックスバッファローズも神戸の球団として改めて位置づけられるでしょうし。ま、当然そういう議論は阪急HD内部で行われていると思いますけどね。

 ちなみに中日も一時期「名古屋ドラゴンズ」だった時代があります。これもそろそろ復活させてもいいんじゃないかと思います。


とりあえず、読むたびに(1日1回)

を押してください。 日記才人という人気ランキングに投票されます。
初めての方は、初回のみ投票者登録画面に飛びます。
結構更新の励みにしていますので、押していってくださると嬉しいです。